paris55’s diary

人生折り返し女子 プチ介護と日々の楽しみ

ささやかな文化の日 えび天半分こ

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海が見える神社から。

今日は、午前中掃除、洗濯。

休日の晴れは、貴重!夏のカーペットとか、洗濯機を3回転させた。

 

朝から、何度も母との電話が行き違う。

昼ごろに行くから、昼ごはんを一緒に食べよう、と伝えたいのに。

 

耳の遠い母は、携帯を置きっぱなし。私も掃除で動き回るから、スマホをポケットに入れても落ちてしまう。だから、部屋に置きっぱなし。でも、本当は、私にはスマホを持ち歩く習慣があまりない。

結果、お互いに「着信アリ」を見ることになる。

私が悪いけど、ちょっとストレス。

 

ようやく繋がって、要件を伝えた。

 

なのに。

しばらくすると、

「電話した?」

と母からかかってくる。ちょっとイライラ。

出かける準備をしながら、

「それ、さっき話したよ!今から行くから、待っててね!」

と声が荒くなってしまう。

 

聞いていた同居の義母が、

「まぁまぁ、もうちょっと優しく話してあげたら?」

そうですね。ホント。そうしたい。

わかってるんだけど。でも、なかなかできないのよ。ご存知の通り、性格きついから。

「だってねー、」

と言いたいけど、飲み込んだ。

だってねー、

これから県外の子供に、お米を送りに行かなくちゃいけないンだよ。それから、昼ごはんの材料を買いにスーパーに行かないと。できれば、晩ごはんの買い物も済ませたい。全部やって、一時過ぎには実家に着きたいの!

 

ついイライラして、言葉がきつくなる。同じことを聞かれても、聞かれ続けても、サラッと答えて「私がわかってるから、大丈夫」と安心させてあげるのが、ベスト。

頭ではわかってるけど。

少し前まで、優しくできない事にすごく落ち込んでいた。率直に、苦しんでいた。

 

でも、ある時、少しだけ気が楽になった。

ケンカして仲直りした時、私は

「私はきつくて。ごめんね。」

と謝った。そうしたら

「別に、自分の娘だもん。」

実際に、母は、私の悪行も忘れてくれるときがある。それは、わざと流してくれているのか、病気のせいで忘れているのか、正直言ってわからない時もある。

母は介護が必要になり、私にとって「守る存在」になったけれど、それでもやはり、私の母なのである。

 

やっぱり一時に間に合わないので、電話するけれど出ない。

急いで用事を済ませ、お蕎麦と母の大好きなえび天丼を選び、実家へ。

えび天を見て、嬉しそうな母。

「私、エビ大好き❤️」

一緒にかけ蕎麦を作り、えび天丼は、はんぶんこにするつもりが。

母は、エビ天2本。私は、つゆのかかったご飯。あ、そういうはんぶんこね。

私からのお詫びのえび天ダヨ。優しくできなくてごめんね。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。