ささやかな文化の日 えび天半分こ
今日は、午前中掃除、洗濯。
休日の晴れは、貴重!夏のカーペットとか、洗濯機を3回転させた。
朝から、何度も母との電話が行き違う。
昼ごろに行くから、昼ごはんを一緒に食べよう、と伝えたいのに。
耳の遠い母は、携帯を置きっぱなし。私も掃除で動き回るから、スマホをポケットに入れても落ちてしまう。だから、部屋に置きっぱなし。でも、本当は、私にはスマホを持ち歩く習慣があまりない。
結果、お互いに「着信アリ」を見ることになる。
私が悪いけど、ちょっとストレス。
ようやく繋がって、要件を伝えた。
なのに。
しばらくすると、
「電話した?」
と母からかかってくる。ちょっとイライラ。
出かける準備をしながら、
「それ、さっき話したよ!今から行くから、待っててね!」
と声が荒くなってしまう。
聞いていた同居の義母が、
「まぁまぁ、もうちょっと優しく話してあげたら?」
そうですね。ホント。そうしたい。
わかってるんだけど。でも、なかなかできないのよ。ご存知の通り、性格きついから。
「だってねー、」
と言いたいけど、飲み込んだ。
だってねー、
これから県外の子供に、お米を送りに行かなくちゃいけないンだよ。それから、昼ごはんの材料を買いにスーパーに行かないと。できれば、晩ごはんの買い物も済ませたい。全部やって、一時過ぎには実家に着きたいの!
ついイライラして、言葉がきつくなる。同じことを聞かれても、聞かれ続けても、サラッと答えて「私がわかってるから、大丈夫」と安心させてあげるのが、ベスト。
頭ではわかってるけど。
少し前まで、優しくできない事にすごく落ち込んでいた。率直に、苦しんでいた。
でも、ある時、少しだけ気が楽になった。
ケンカして仲直りした時、私は
「私はきつくて。ごめんね。」
と謝った。そうしたら
「別に、自分の娘だもん。」
実際に、母は、私の悪行も忘れてくれるときがある。それは、わざと流してくれているのか、病気のせいで忘れているのか、正直言ってわからない時もある。
母は介護が必要になり、私にとって「守る存在」になったけれど、それでもやはり、私の母なのである。
やっぱり一時に間に合わないので、電話するけれど出ない。
急いで用事を済ませ、お蕎麦と母の大好きなえび天丼を選び、実家へ。
えび天を見て、嬉しそうな母。
「私、エビ大好き❤️」
一緒にかけ蕎麦を作り、えび天丼は、はんぶんこにするつもりが。
母は、エビ天2本。私は、つゆのかかったご飯。あ、そういうはんぶんこね。
私からのお詫びのえび天ダヨ。優しくできなくてごめんね。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。