paris55’s diary

人生折り返し女子 プチ介護と日々の楽しみ

「もう年なんだから」と言わないで 自由なおばさんになりたくて。

骨折した妻へのいたわり昼ご飯

 

 

世の中に、かみ合わない人という人は、必ずいる。

できれば接触したくないけれど。

私の骨折を知ると、その人は心配?しながら?

「もう年なんだから」を私に繰り返した。

 

いやいや…、私はあなたより年下なんだけど。

そりゃあ、若い頃に比べれば、

体力は落ちてる。筋力も落ちてる。

顔だってたるんでる。白髪だって…。

 

だけど…

「もう年なんだから」って言葉を、私に言ってもいいのは私の身内(しかも年上)か、気心の知れた友達だけ!

 

私が高校生のとき、かっこいい大人になりたかったな。生き方が顔に出ている感じの。

現実の私は…、

仕事と家事とぷち介護の日々。

今なんて絶賛骨折中。

日々の疲れが顔に出てる、どこに出しても恥ずかしくない立派なオバサン。

五十肩が治るのに一年半かかり、今ようやく両腕が上がるようになった。(やった!バンザイできる!)

肝斑とシワと乾燥肌に悩み、小さい文字が見えにくくなった。あら?モスキート音が聞こえない?

 

20年以上前、子供が生まれてから、自分の時間はほぼなくなった。

慣れない母親業の最中、先輩ママに言われた。

「子供の手が離れる頃は、介護が待ってるのよ〜」

聞いたその時は、仕事育児家事で毎日目が回るほど忙しくて、先のことを気にしている余裕はなかった。

 

そして、子供達が成長し、家を出るころ

ほんとに待っていてくれた介護(笑)。

「時間が有限」と実感したとき、やっぱり焦った。

誰かのためだけでなく、自分のためにも生きないと。

自分の残りの人生をどう生きたいか、考えないと。

それ以来スキあらば、どんなに短い時間でも、

どんなささいな事でも、自分のために楽しむようにしていいる。

 

認知症の85才の母は、口紅を塗りながら言う。

「年を取るとそれでなくても汚らしくなるんだから。身だしなみはちゃんとしないとダメよ。」

 

ハイ。そうですね。女は灰になるまで。

私は立派なおばさんになった。

おばさんになった分、その分自由にもなっている。

図々しさも、厚かましさも、軽々乗り越えて

自由なおばさんになりたい。

 

   ❤️😊最後まで読んでくださって、ありがとうございます。😊❤️