paris55’s diary

人生折り返し女子 プチ介護と日々の楽しみ

台風14号の夕べに 周りの人が自分より幸せそうに見えるとき

足底板。患者に合わせて一から作成。こんなに柔らくて大丈夫?ギプスのほうが頼れそう、と思ったが、高い技術に感動!本当に感動‼


yちゃんが退院した。でも、まだフラフラするので満足に動けない。

足底板のおかげで、私は骨折した足をつけるようになった。

でも、まだ松葉杖と痛み止めのお世話になっている。

左足首から下は腫れ上がり、変色。見た目も足の感覚もどちらも気持ち悪い。

 

週4日のデイサービスを利用しつつ、

「私達が倒れたら、お母さんの世話をする人がいなくなってしまう。

とにかく無理をしないで、頑張ろうね。」

と声を掛け合ってきたのに。

メイン、サブの介護者がそれぞれ動けなくなり、

今、母の介護は、兄と甥・姪と分担し継続してくれている。

こんな状況になって初めて、なんとかなることが分かった。

巻き込んでごめんね、と思う反面、

仕事を持つ60代目前の自分たちだけでは、限界があることも学んだ。

 

私も、夫も、実家もそれぞれが自営業。

自営業って、本当に安定感なし。

ささやかな貯金も、くいつぶしている。

コロナとその影響による経済的な不安で、精神的に追い詰められる。

ネットには「楽な集客方法を教えます」とか

「少しの努力で月収ウン十万円可能」とかあふれている。

私も本業の方向性を変えないとダメかな?

オンライン指導に備えて、勉強しておいたほうがいいな。

前からやりたかった「英語長文読解コース」を本格的に準備しよう。

オンラインでするとしたら、教材は?添付とかで送信?

対面指導と半々くらいからスタートする?

まあ、準備は大切なんだけど、すぐの収入にはならない。

 

毎月の固定費は変わらない。けがで治療費もかかってるし。

保険の請求も治ってからじゃないとできない。

夫、仕事の合間に、洗濯・買い物・食事の用意・片付けと、

最低限の家事と仕事場・病院まで私の送迎をこなしてくれる。

夫ができない時は、80代の姑が送迎してくれる。

そう。働いてはいるものの、私も介護されてる立場。

 

インスタの華やかな写真を見ると落ち込む気持ち、よくわかる。

現状は、焦りと不安でいっぱい。

「人は人。自分は自分。」と口では言いながら、

内心、幸せそうな人をうらやむ自分がつらい。

 

でも、「焦ってもしょうがないしね」と思う自分も確かにいる。

電話の向こうで、母が笑っているとうれしくなる。

オンライン指導の相談に乗ってくれた下の子が、

ドラえもんのラインスタンプを送ってくれた。

「失敗してもいいさ。温かい目で見守ってやろう!」

こんな寛容な気持ちで生きていくことが、たぶん幸せ。

面倒を看てくれる家族がいることが、幸せ。

 

台風が直撃する地域の皆様、ご無事をお祈りいたします。

 

   ❤️😊最後まで読んでくださって、ありがとうございます。😊❤️